紙の選び方と価格

チラシを作成するときに、どんなものを印刷するか決めなければいけません。

それはデザインの作成やどんな雰囲気に仕上げるかのみではなくチラシのすべての仕様を決めていくことです。

チラシの仕様とは、表裏印刷なのか、紙の質や紙の厚さはどうするのかなど。それらを決定するのがチラシを作成するという準備段階です。

では紙の厚さなどはどう決定すればいいのか?

チラシの折込など一番多く使われている紙は主にコート紙が多く紙厚も48kgから50kg台のものになります。

高級感を出したい場合は70~90kg台を選択することもありますが、これは印刷会社にもよりますが、一般的に価格は高くなります。

また、折込はB4の大きさがよく使われています。そのため、A4サイズよりB4サイズのほうが安いという会社もあるため、希望の紙にあったところでチラシを作成してくれる印刷会社を探してみましょう。

また、チラシを作成するときに、印刷仕様は必ず確認しておきましょう。

なぜなら、印刷仕様によってデザイナーがデザインするときにデータの作りが変わってくるためです。

どの部分を確認するかというと、サイズはもちろんのことですが、断裁仕様を確認することです。

チラシには白フチありのデザイン、白フチなしのデザインがあります。

その仕様によって作成するデータの仕様もかわりますので、かならずチラシを作成する際は、紙・仕様は決定して作成しはじめましょう。

チラシの年間計画

チラシは行き当たりばったりで作成するのではなく、チラシの年間計画を考えましょう

イベントごとや、季節の節目など毎年だいたい同じ時期にチラシを作成しているのではないでしょうか。

では、その時期を書き出し、年間のチラシを作成するコストを計算しましょう。

またデザインの作成などプロのデザイナーに頼むのであれば、春デザイン・夏デザイン・秋デザイン・冬デザインと年間4回に分ければ、通年使うよりも情報が新しい印象になり、1年後春がくれば告知内容を一部変えただけでチラシを作成するなどの方法をとることができます。

そうすればデザインの作成費用は抑えることもできるので、そういった観点からも自分のお店がどういう広告プランをしているか分析し、年間計画とコストを考えることが大切です。

また、チラシの年間計画を立てておけば、撮影などの事前準備も出来、チラシ作成の用意もスムーズになります。

もし毎年チラシの時期がずれるので計画が立てられないということならば、年間のチラシにかけている広告の費用を確認しておきましょう。

こういった年間の計画を立てることで、コストの面の無駄を省けますし、チラシの反響を考えるときにも使用している金額が指針になります。

チラシの作成をしているなら年間の計画を考えてみましょう。

内容と順番

チラシを作成するとき内容はいきあたりばったり、なんとか紙面におさまるように無理やり大きさを調節したり、無理やり文章を増やしたり…。

そんな作業をしていませんか?

計画を立てないままチラシをつくると本当に言いたいことが、スペースの関係で書ききれなくなってしまった、目立たないサイズでのせることになってしまった…などありがちな失敗です。

そして、一番の失敗はのせようと思っていたのに忘れていることです。

そんなことはあるわけが…と思っても日々の業務に追われてうっかりということはあります。しかも定期的にチラシを作成しているならなおさらです。

そんなチラシ作成のときの辻褄合わせや抜け落ちがないように、事前に告知内容は準備しておきましょう。

またチラシと同じサイズで下書きを作っておくことによって、作成後のチラシイメージなどがはっきりします。デザイナーに依頼するのであれば、なにを一番アピールしたいのか、そのチラシをつくることは何を目的しているのかなど、伝え、デザイナーと打ち合わせをしましょう。

行き当たりばったりでチラシを作るのは、年間の広告費やコストの面でも非常に無計画なことです。チラシの作成を考えるのであれば、計画的に、内容に漏れがないよう作っていきましょう。

色彩でイメージを決める

チラシを作成するとき、色合いを考えてチラシを作成していますか。

色合いは全体のイメージを決める大切なものです。

例えば赤や黄色などはお得なイメージ、元気なイメージ、明るいイメージを印象付けます。

スーパーのチラシなどは、文字分を赤や黄色で作成し、目立つように作成されています。格安など多くのチラシに使われているため、安いイメージとして使用することができます。

茶色やベージュなどの色はカフェなどのフライヤーで使用すると落ち着いた色、おしゃれな風合いとなり、住宅など大きな買い物でも上品なイメージとして売り出しすることができます。

青や緑は金融系などの企業のCMなどに使われることも多く、信頼性をイメージさせる色となります。商品イメージと合った色をチラシに合わせることで、イメージを消費者にそのまま伝えることができます。

けれど、それぞれ、暗すぎる色は気をつけて設定しなければなりません。

パソコンで見ていると明るい色も、チラシに印刷してみると暗めの色になったりということは起こりがちです。

DICカラーやパントーンカラーなどを指定するのもひとつの手です。

それぞれにあった色を考え、まとまりのあるチラシを作成することがチラシ作成のポイントです。

告知の大きさ

チラシの作成をするときに、告知したい小目の大きさに気を配っていますか。

例えば文字の大きさ。

その告知を見るときにどれくらいの距離をもって見るものか考えてみましょう。

例えば看板。屋号がわかるよう大きな文字で作成されています。

それは少し離れた所を通りすぎても見えるようにという理由ですね。

告知のポスターなども大きく何の告知なのかすぐにわかるようになっています。

ではチラシはどうでしょうか。チラシを作成するとき、手元で見るから、と細かい文字ばかりになっているものがあります。それは手にとった後、読んでもらう際には最適な文字の大きさかもしれません。しかしその考えに基づいて作成したチラシには穴があります。

それは、沢山のチラシが入っている中で、文字が小さくてキャッチコピーのインパクトが無く、手にとってもらう前に次のチラシに目が映ってしまう…。

もったいないことですよね。

チラシは注目をあつめることが第一ですが、キャッチコピーや写真のインパクトから情報を広げていかなければなりません。

チラシは、折込で言うとB4サイズいっぱいの表裏のスペースがあります。それはチラシの長所です。広告したいもの、広告したいことに合わせて文字の大きさやレイアウトを決定し、チラシを作成していきましょう。

チラシの作成と印刷

チラシをはじめて作成する方は、チラシがデータで作っていた感じと違う…ということになりがちです。

この失敗は色と仕上がりの仕様によります。

まず、印刷の色は特別なインクを使わなければ蛍光色がでません。

パソコンでデータとして鮮やかな黄緑を仕様したとしても、印刷したところ緑にみえてしまった…。明るいピンクが紫のようになってしまったということも起こります。

それはチラシのデータを作成するときにRGBの色設定されている、そしてそのデータを強制的に印刷用のCMYKに変更したなどの際に起こります。

たとえphotoshopやIllustratorでRGBからCMYKに設定を変更したとしても詳細に設定しなければ色が変わってしまうというのは防ぎきれません。コツとしては変化しにくい色、明るすぎない色などを使用することですが、やはりパソコンで見ているものと、実際に印刷したものが違うというのは起こります。

そのため正確に思った通りの色を設定するという場合、色の指定や試し刷りの色校正などをすれば、印刷後のチラシも、作成時と同じイメージ通りものができます。しかし、チラシの作成・印刷費用に校正費用など更にコストがかさむ問題もあります。

チラシの作成をするときは、色やデザインに拘るのか、告知をすることを第一にするのか、目的を考え、チラシの作成をするようにしましょう。

ターゲット層と合わせる

チラシの作成で、ここがずれてはいけない!というポイント。

それはチラシで訴えかけたい購買層とデザイン・内容・配布地域を合わせることです。

例えばチラシを作成したいチラシの内容は、一人暮らし用のお弁当の配達。健康食として作られており、人と人が対面するサービスを心がけている。

そうなると購買層は一人暮らしの高齢者層。

デザイン面では文字は大きく読みやすいもので作成し、写真で内容がわかるもの。

配達システムなどをチラシに細かい説明を載せるのであれば、イラストなども使用し、文字を読む前に全体像がつかめるよう作成します。

また配布地域は、すでに購入していただいている、お弁当の配達が多い地域、お問い合わせがある地域=ターゲット層が住む地域、戸建てや築年数が経過しているマンションなどが多い場所へ配布します。このターゲット層は新聞購読率が高いため、ポスティングより費用が抑えられるその地域を指定して折込をするのもよい配布方法です。チラシの作成から折込まで、理由なく行うのではなく、ターゲットに合わせたチラシのデザイン、内容、配布を計画立て、チラシを作成するようにしましょう。

考えられたチラシで今までの反応のないチラシから当たるチラシへと変えましょう。

チラシの色合いやテイスト

チラシを作成する時、

チラシの色合いはイメージを決定する重要なものです。

フライヤーやチラシなどを見てみても、その業種によって、色の使い方が違います。

スーパー・家電量販店のチラシなどの安売りや商品点数が豊富な場合などは赤・黄色などが多く使われ、目を引くような色でチラシが作成されていますが、新築住宅などは落ち着いた色合いでチラシが作成されています。

チラシを作成するときは、何を売り、どれをメインに広告したいか、どういったチラシを作成したいかをはじめに決め、チラシ作成をしていきましょう。

また蛍光色や金・銀色の印刷は特色印刷といって、印刷のCMYKだけではなく別なインクを使用することになります。そうなるとプラス料金がかかってきます。

そういった色にこだわってチラシを作成する場合は、必ず見積もりを確認し、チラシの作成(デザイン費など)・印刷・配布(折込など)を考え、トータルにかかる費用を算出しましょう。

また、チラシの作成のときに、参考にするデザインのテイストを考え、写真撮影しておくことも必要です。

特にはじめてチラシの作成するなら、広告したいと思ったらすぐに作成するのではなく、コスト面・デザイン面どちらも事前に計画しておくようにしましょう。

案内の定型文

チラシにはかならずお店の詳細がクレジットされています。

店名、店の場所、問い合わせ先、ホームページアドレスなど。そのチラシが配布される近隣地域の人がチラシを見ればわかる地図を掲載する。

そういった案内はスペースを取り過ぎない程度にわかりやすく、見やすく、を心がけましょう。

チラシに毎回定形の案内が掲載されていれば、お店の印象を付けることもできます。

また、週替りのイベントなど、月単位で決まっているようなイベントなどあれば、その毎回の行事を印象付け安定した集客にもつながります。

その案内の定型文ですが、作成をする際は、見やすいデザインを心がけましょう。

地図を例に挙げると、印刷する際に視認性の高いものでなくてはいけません。

印刷した際に文字が小さすぎない、背景の色や文字自体の色で、文字が読み見難くなっていない、

そして色分けがされ見やすくなっていることなどです。

毎回使う部分については毎回デザインや地図の内容を変えていくと、印象付けが薄れてしまいます。

また、チラシは必要な部分はテンプレートとして扱うことで、作成時の時間と手間が短縮することが可能です。

毎回使用する部分に手を掛けるだけで、チラシ全体の見た目も印象がかわりますので、ぜひ一度クレジット部分を見直してみましょう。

広告にお金をかけるということ

お店の広告、商品の宣伝をするということは、必ずコストがかかります。チラシを配るだけといっても作成費、印刷費はかかりますし、デザイナーに作成依頼するのであれば、デザイン費がかかります。

折込などで配布するのであれば配布の費用もかかります。

そのため、広告はしてもコストを抑えて、チラシを作成し続けようと思いがちです。

しかし費用第一で当たらないチラシを印刷し続けていませんか。

デザイナーの費用を安く抑えるために、デザインはずっと同じままというチラシを見かけますが、その場合、それは当たらないチラシを何度も作成していることにはなっていませんか?

また内容も商品も同じで値段に少し変化があるぐらい…となると、消費者はまたこのチラシか。と素通りしてしまいます。

それでは印刷費を節約するどころか、ただチラシを印刷しているだけで広告していることにはなりません。

広告の予算費用を少しずつ使うという考えで、広告をする悪循環を繰り返すのではなく、売りたいものを売るチラシを作成する、チラシの費用のかけどころを考え、チラシを印刷し、集客につなげていきましょう。